そもそもAnycaとはなんぞや?
AnycaはDENAが運営する、個人間カーシェアのプラットフォームです。
企業サイトはこちらですね。
まずはざっくりとAnycaで何ができるかを紹介したいと思います。
1. 借りたい車を割安で借りることができる。
一般的なレンタカーと違い、Anycaに登録されているクルマは個人が所有されているものが大半です(一部、車屋さんが試乗車代わりに貸し出しているケースもあったりします)。レンタカーでヴィッツやフィットといったコンパクトカーを借りる場合、大手レンタカーだと12時間~24時間で1万円前後かかるケースが多いです。
これはレンタカー代金に加えて免責料や保険料などが上乗せされているからですが、クルマを借りる以上、何かしらの事故やアクシデントのリスクはつきものですから、これは必要なお金だと言えます。
では、個人間カーシェアのAnycaにそれがないのかと言ったらそんなことはありません。
きちんと1日当たりの免責・保険料金の設定があります。
その代わりに車両の貸出料金が割安なケースが多いのです。
Anycaに登録しているオーナーさんの多くは、この料金体系をある程度把握していますので、免責・保険料も含めてレンタカーよりも安い金額に設定しているケースが多いです。
だから安く借りられることが多いわけですね。
2. クルマを貸し出すことで、所有者は貸出費用をAnycaから受け取ることができる。
当たり前の話ですが、これによりクルマの貸出側にもカーシェアの費用が入ってくるので、その分を維持費に充てたりすることができます。うまくやりくりができれば普段よりも1ランク上の車格のクルマを所有することができる可能性もあります。
実際にAnycaの登録者を見てみますと、コンパクトカーや軽自動車などはもちろん、高級車や外車など、簡単には手が出せないようなクルマも数多くラインナップされています。
多くのクルマが登録されているということは、それだけ利用者も多いということです。
ここ数か月は外出自粛などの動きもあったことからカーシェアの動向も例外なく鈍化していましたが、最近は復調傾向にあるように思います。これは私自身がプリウスを貸し出している側として、6月以降に問い合わせが増えてきたことからもそのように感じています。
従来のクルマを借りるシステムから、必要に応じてシェアする時代へと今後変わっていく、そんな印象を持っています。これからも利用者が増えていくのではないかと期待しています。